株式会社カテノイドのプレスリリース一覧
‘オンラインビデオ物流会社’として飛び立つビデオクラウド企業 | |
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作成日 : 2021-02-01ヒット : 49 | |
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‘オンラインビデオ物流会社’として飛び立つビデオクラウド企業 コロナ感染拡大が招いた非対面活動は人々の生活を変えた。 フォーラム、セミナーなどの業務的な行事を含め、コンサートのようなイベントもライブ配信に代替されている。 ビデオコンテンツがビジネス戦略の重要な要素として浮上している。 実際、モバイルビデオコマースやエンターテインメントコンテンツプラットフォーム、オンライン教育及び業務環境構築などのビジネスモデルのニーズが増加している。 このような流れからビデオプラットフォーム専門企業であるカテノイドがNHN株式会社と DTCP(Deutsche Telekom Capital Partners)から戦略的投資を受けたことに世間が注目している。 韓国屈指のオンラインビデオプラットフォーム企業、130億ウォン規模の戦略的投資誘致に成功 カテノイドはB2B専門オンラインビデオプラットフォーム企業だ。クラウド環境で運用するアプリケーションサービスを活用したSaaS型で動画コンテンツを配信する。YouTubeなど無料プラットフォームで配信することが出来ない社内コンテンツ共有または講義、映画などの有料コンテンツを提供する企業が主な顧客だ。デジタル著作権管理(DRM)技術を適用してセキュリティを確保した上に、分散サーバーコンテンツ転送(CDN)技術とビッグデータ技術を活用したデータ分析サービスを提供することで安全性と品質に優れていると評価されている。カテノイドは最近NHNとDTCPから130億ウォン規模の戦略的投資を受けた。ドイツテレコム傘下の投資専門会社であるDTCPが韓国で行った最初の投資先となった。カテノイドのキム・ヒョンソク代表は“NHN, DTCPとの戦略的投資と事業協力は今後カテノイドのIPOとグローバル拡張戦略においてとても重要な意味があります。両社との協力は国内及びグローバル市場で先導的なビデオプラットフォームサービス提供事業者に成り立つ基盤になることを期待しています。”と表明した。 オンラインコマース業界でもビデオストリーミングを活用したコマースビジネスが爆発的な勢いで成長している。特にモバイルコマースにビデオストリーミングを結合したMLC(Mobile Live Commerce)の販売方式が主流になっている。KYホームショッピングはこのような消費トレンドに合わせてオンラインショッピング、動画コンテンツ拡大などのオープンマーケット型のMLCプラットフォームサービス需要の増加に対応するため、昨年度6月にMLC事業部を新設した。カテノイドはKYホームショッピングMLCプラットフォームプロジェクトの主幹事業者に選定され、自社のソリューションである‘コーラス(Kollus)’と ‘ブイキャスト(v-Cast)’を提供することになった。これにはコマース専用コンテンツマネジメントシステムとモバイル向けリアルタイムライブ放送が可能な放送プラットフォーム(多重チャンネル配信、視聴結果分析)なども含まれている。 カテノイドはMICE業界向けのオンラインビデオソリューションも提供している。MICE業界行事においてライブ放送中継とリアルタイムコミュニケーションが必須要素になっている中でより強化されたサービス品質と専門性が求められている。カテノイドが独自開発したビデオプラットフォーム‘コーラス(Kollus)ライブ/VOD’はこのようなニーズを解決するソリューションとして注目されている。既にカテノイドのコーラス(Kollus)ライブ/VODプラットフォームを利用して‘第21回国際血管生物学総会(IVBM 2020)'が成功裏に開催されていて、昨年9月には国立劇団の共演をオンラインシネマ形態のVODサービスで構築、現在も展開している。他にも様々な企業、自治体、公共機関などオン・オフラインを複合的に利用するための顧客の問い合わせが相次いでいる。また、カテノイドのキム代表はパートナーシップを通して様々なオンラインイベントに最適なプラットフォームを提供する計画だと説明した。 誰でも簡単に構築出来るオンラインビデオプラットフォームを披露する。 分散されたサーバーにコンテンツを保存して転送するCDNサービスを提供する企業‘シーディーネットワークス’の副社長で在任したキム・ヒョンソク代表は国内にCDNを導入し、関連事業を続けている際にオンラインビデオプラットフォーム(OVP)の必要性に注目したそうだ。その結果、2014年度に韓国最初の商用化OVPリリースという成果を達成した。OVPはリリースした同年度に29億ウォンの売上を達成、2017年度83億ウォン、2020年度138億ウォンを達成し、急成長している。 “教育業界に勤めている知人の相談からビデオプラットフォームサービスのアイデアを思い出しました。オンラインで講義を提供したいけど誰にも講義が見られるYouTubeは使いたくない、自社の講義だけ提供できるプラットフォームを作りたいとの話しでした。” サーバーに保存されている動画を再生するサービスを構築するためには開発者の求人から始めてサーバーレンタル、ネットワーク構築、プレイヤー開発など複雑な過程が伴う。コンテンツを保存するサーバーとクラウド提供者、コンテンツを転送するためにエンコーディングするソリューション、転送を行うCDN業者、視聴者が動画を再生するためのプレイヤーを提供する事業者など、全ての項目に莫大なコストと時間が掛かる。しかもIT専門家でなければ理解することすら難しいことだった。そのためキム代表は、家電を使うように、簡単なマニュアルを熟知するだけで誰でもサービスが出来るようにする事業モデルを考えついた。 カテノイドが開発したソリューションはサービス提供まで必要なプロセスを一つのプラットフォームに集約させているのが特徴だ。操作するユーザーインターフェース(UI)を提供するためマニュアルを見ながら簡単に活用することができる。サービス提供者にとっては投入するリソースとコストを大幅に減らしていることと、使用した分だけ料金が発生するクラウド型サービスであること、少ない予算でもサービスを開始することが出来るなどいろいろな側面でメリットがある。キム代表は特に教育業界の反響が大きいと伝えた。メガスタディーとSTユニタス、ヤナドゥなど韓国の大手教育企業を含む200社以上の教育企業がカテノイドのソリューションを利用している。セキュリティと安定性を求める企業顧客の問い合わせも相次いでいる。CEOからのメッセージを共有したり、機密保持が必要な業務などでカテノイドのソリューションを活用している。Hanhwaグループ、CJ、Lotteホームショッピングなどがその事例である。キム代表は役員を含む創業メンバーたちがグローバルCDN事業を展開した経験を持っているためバックエンド技術の重要性も看過せず、積極的に投資を行っている。サービス安定性に関わる中核的な要素となる分散ストレージ技術と大容量トラフィック処理技術も世界レベルに至っているとのことで、蓄積されたノウハウを通して高品質サービスを具現したと強調した。 “オンラインとオフラインの産業生態系は思っているより似ている部分が多い。財貨の形が有形か、無形かの差異を除けば財貨の生産、流通する生態系の構造は殆ど同じです。カテノイドはある意味‘オンライン動画の物流会社’としてセキュリティと安定性を保証する専門的なサービスを提供しています。” メディア消費パターンの再編、映像コンテンツの成長を確信 経営学専攻のキム代表はLG U+の前身であるDACOMで社会生活を始めた。‘21世紀は情報通信の時代’という先輩の助言で選択した会社だった。2000年代からインターネットデータセンター(IDC)、ホスティングサービス、コンテンツ転送ネットワーク(CDN)などの新技術とプラットフォームの発展を経験した専門家だ。DACOM企画調整室で勤めながらIMF危機とスタートアップブームを目撃した際に自分の能力を試したい覚悟で大手を辞めてから全く関りのないモバイルソフトウェアベンチャー企業に入社した。従業員の給与を支給することだけで精一杯だったベンチャー企業での1年間の経験は、想像もできなかった中小企業の厳しさとやる気だけだった自分の能力不足を生々しく実感する切っ掛けとなったと当時を振り返った。しかし当時のことはなかなか経験することができない大切な経験だそうで、それからずっと反面教師にしているそうだ。以降、シーディーネットワークスというスタートアップに転職したキム代表は真逆の経験をすることになる。以前とは違い、成長する企業の典型となる経験をしながら成長する企業こそ直面する課題も経験することができた。このように両極端の経験を土台にしてカテノイドを設立しているそうだ。 “組織のリーダーはライオン群れのリーダーを見習うべきだと思います。メスに比べて怠っているように見えますが、オスのリーダーは常に組織を見守って領域を見回り、群れに脅威が迫っている時には自分の命を掛けて戦います。自身の安全よりは群れのために自ら命を掛ける姿からリーダーの本分が見えます。” キム代表がカテノイドの設立を決心した切っ掛けは‘最近10年間、人間が時間を過ごす方式’に起きた巨大な変化が決定的な理由だ。10年ほど前から映像に対する需要が増加して以来、最近はYouTube, Netflixなどの映像コンテンツ提供産業が主役となってオンライン作業の構図が再構築されている。キム代表はこの現象の理由がメディアとして存在する動画だけの特徴にあることを指した。視覚と聴覚を同時に刺激する特徴によって、動画はたくさんの情報量を最も効率的に伝える媒体であり、身動きが事由な状態で情報が得られる側面から見ると情報取得に掛かる努力が最も少ないという相反する特徴がある。そのため動画を通して情報を得ることは強い中毒性を持つということだ。映像に対する需要が上がっているのは一時的な現象ではなく、メディアを楽しんで消費する根本的な変化だと強調した。このように巨大なパラダイムの変化が起きているのに、いざとなって映像関連の技術を本格的に提供する企業が少ないためチャンスがあると判断した。 “ITを全く分からない人でも動画サービスが出来るようにすることがカテノイドの目標です。家電と同じく、マニュアルを読むだけでITが分からなくても最新のIT技術を使えるようにサポートすることです。サービス利用料金も従量制課金で提供することで利用者の負担を最低限に抑えました。” グローバル拡張、IPO…跳躍の年になる2021 シーディーネットワークス副社長として事業を総括していた当時、キム代表はソウル、東京、上海、北京、ロンドン、パリ、ニューヨークなど世界主要都市を拠点とするグローバル経営を担当した。グローバル市場を狙う攻撃的なマーケティングはカテノイドの経営方針にもきちんと反映している。カテノイドは始めてのサービスリリースと同時に日本の東京に営業拠点を設けた。今年はヨーロッパに進出する計画だ。ドイツDTCPからの戦略的投資(SI)もこのような流れから行われた。キム代表は“アメリカと中国には世界を相手に事業を展開するITサービス企業があるけど、未だに韓国にはそのような企業が少ない。世界各地の顧客を相手にITサービスを提供するグローバル企業を作ることがカテノイドの創業精神だ。”という抱負を披露した。 キム代表は年内を目指す企業公開(IPO)計画も伝えた。安定的な成長とビジョン、経営の透明性などに基づく公開企業への転換を目前としている。彼は2019年までには公開された資本市場に株を上場することについて責任感と省察をしていたとのことで、悩みの上で決めたからこそ上場を通して成長と安定を更に固めるつもりだと説明した。もう一つの目標は、新しい成長動力の発掘にある。ビデオプラットフォームだけの企業ではなく、コーラス(Kollus)以外にも多様なサービスをリリースして新しい動力を揃えるとのことだ。 “カテノイドを設立した最大の理由は、‘偉大な企業’を作ることのみです。短期的な成果に焦ることなく、長期的な目標に向かって挑戦したいと思います。勢い強くグローバル進出とIPO、新成長動力の創出に集中していきます。コロナ事態で加速された巨大なトレンドの変化と共に、カテノイドは人々の生活に必須的な企業として成長すると期待しています。” キム代表はカテノイドという企業の方向性について確固たる信念を持っていた。“個別企業としてのカテノイドには成功も失敗もあり得る話しです。それでも我々が進めていく事業の方向は失敗することはなく、我々が作り上げる企業の姿はそれだけで存在の意味があります。”と伝えた。 世界へ飛び出すカテノイドの旅程に拍手を送る。
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